諫早市で白壁にオレンジ屋根の家を建てるならスマイフルホーム
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作品・インタビュー
Vol.01 K様 - Olive -
子どもの成長は一瞬だから、
家族の思い出を大切に重ねて。
あこがれの漆喰の壁に床は無垢のパイン材。ステンドグラスもたくさん取り付けること。カフェのようなナチュラルな空間で、自分たちらしく暮らしたい――。好きなものの基準がきっぱり定まったKさんご夫婦との家づくりは、スマイフルホームにとっても思い出に残る1軒となりました。「この家の完成見学会に50組ほど来てくださって。『わぁ』とか『すてき』『こんな家に住みたい』と声をかけてもらうたびに思わずにんまり」とご主人。漆喰の壁、無垢材、ステンドグラス。あまりにもこのお家への反応がよかったため、スマイフルホームの標準仕様に取り入れさせていただきました。
長い人生の中で、子どもと一緒に過ごす時間はほんのわずか。だったら、どんな小さな動作も見逃さずに見ておきたい。どんなたわいないひと言も聞き逃さずにいたい。だから、「家族みんなの気配が感じられる家にしたかったんです」と奥さまは言います。吹き抜けがあることで家族全体がゆるやかにつながり、リビングイン階段にすることで、子どもが大きくなっても毎日必ず顔を合わせられるように。そんな親心が込められています。
「取っ手やステンドグラスなど、ひとつずつ決めていくのは雑貨選びみたいで楽しくて」。ウッドワンのキッチンを眺めながら、奥さまは満面の笑みを浮かべます。その隣には無垢材でつくってもらったダイニングテーブルをレイアウト。「あえてテレビが見えにくい場所に配置しました。ご飯のときぐらい、ゆっくり会話ができるように」。家を建てる前から「これを付けたい」と決めていたアイアンのライトが、家族団らんの時間をそっと温かく照らします。
ほかにも、やわらかい空気感をつくり出している工夫があちこちに。アーチが描く美しい曲線。クールな印象のアイアンの手すりも、楽しい音楽を奏でるようにくるんと軽やかに。ニッチや壁の角もやさしく丸みを帯びています。どうしても直線のラインが多くなる家の中。ちょっとしたアイデアによって、癒しの空間になるのです。
家の居心地をさらに高めているのが、奥さまの趣味であるドライフラワー。海で拾ってきた流木につるしてみたり、バスケットやビンにさり気なく飾ってみたり。たとえ小さな1本だとしても、そこに花やグリーンがあるだけで、ぽわっと明かりを灯したようにその空間が立体的に浮かび上がるから不思議です。庭にはドライフラワーにしても楽しめる、ユーカリやアジサイ、ミモザも植えました。その木が大きく育つころ、このお家は家族の思い出を刻んで、もっと深まっていることでしょう。